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書き込み器の回路について
非常に小規模なものです。
とりあえずこの回路を見て下さい。
※ 2002/09/29 回路図の誤りを修正しました。AX56000さんどうもです。
(一般的でない省略記号を勝手に作って使っていますが御容赦下さい。)
非常に単純な回路であることはひと目で理解して頂けると思います。
この回路の意図を簡単に説明します。
制御信号をどう作る?
書き込みに必要な制御信号はプリンタポートの出力そのまま(8+1ビット)では数が足りません。
そこでこれを増やす為にいろいろな手を考えるわけですが、今回の方法が多分最も単純だと思います。
プリンタポートのストローブ信号をラッチクロックとして使い、残りのデータ8ビットをこれで
ラッチします。ここでラッチクロックの立ち上がりと立ち下がりの両方を使うことで合計16ビットの
信号を作り出すことが出来ます。
今回必要なのは10ビットなのでこれでビット数問題は解決です。
次に書き込む際にデバイスに与える電圧が2種類(EDITとVccp)必要ですのでこれを用意します。
Vccpは5Vなのでこの回路の電源から来たものを電圧源として使えますが、EDITの方は
約15Vとちょっと特殊なのでボード上で作る必要があります。
それをしているのがTL497Aとその周辺です。
ここまででできた電圧源をそのままデバイスにつなげることは出来ません。
必要な時だけ電圧がかかる様にしてやる必要があるのです。
そこで74LS07と2SA1015を使ってオンオフの制御が出来るようにしています。
後はこれらの信号をデバイスの各ピンに接続するだけでOKというわけです。
使用部品について
パーツリストを用意しました。
パーツリストに載っている部品はあくまで参考ですので入手しやすいものを適宜使って下さい。
(ラッチにHCやFタイプや374などを使ったものは実際に作ってみましたが
問題なく動作しています。)
一見TL497Aが特殊部品のように見えるかも知れませんが、
秋葉原などで容易に手に入ります。
インダクタもこの範囲のものなら適当で構いません。
(結局半固定抵抗で簡単に調整出来るからです。)
コネクタとケーブル
結構気になるのがプリンタからのケーブルをつなぐコネクタをどうするかでしょう。
常識的にはアンフェノールの36ピンですが、これを使うとケーブルには不自由しないものの
基板サイズは大きくなるし、高価なので製作費が倍になってしまいます。
(これからもプリンタポートにつなぐ周辺機器をガンガン作っていくには
あのコネクタはあまりにも高価です。)
また市販のケーブルは長い上に芯線が細いものがほとんどで
対策部品(後述)を追加しなければ動作が安定しない可能性が大きいです。
個人的には、本体側と同じコネクタを使って
フラットケーブル(1mぐらい)で接続するのがお勧めなのですが、
この方法は価格的や安定性においては有利なものの
フラットケーブルの加工などに結構手間がかかりますし、
コネクタの入手性もそんなに良いとは言えません。
そこでここではX68の本体側の信号をそのまま書いておく事にしました。
コネクタやそれに合ったケーブルは各人の判断で選定して下さい。
また電源の5Vをどこから持って来るかということも各人の
都合で決定して頂いた方が良いと思います。
私はACアダプター(メガドライブ用)の出力を3端子レギュレータ
(78M05を使いました)でドロップして作ったものを使っています。
電源の容量はどれぐらい必要なのか正確には分りませんが、
あまり神経質になる必要はないと思います。
あとパーツリストにこっそりと20V8用というソケットがありますが、先程の
回路にこういう追加
(※ 2002/09/29 回路図の誤りを修正しました。)
をすれば20V8にも
ライターとしては対応出来るようになります、という意味です。
「ライターとして」というのは20V8用のヒューズデータを生成出来るツールを
作っていない為です。
(20V8の価格がもっと下がればこれにも対応するつもりでしたが、
結局手頃な価格まで下がらず、
デバイスとしてあまり魅力が湧かなかったため
そのままになっています。)
しかしデバイスの読み書きは可能ですので、
例えば別の環境で書き込んだもののコピーを作るという使い方は
現状でも可能です。
特に大変な手間でもないと思いますので、
この20V8用ソケットもぜひ追加する
(またはせめて場所だけでも空けておく)
ことをお勧めします。
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