PLD・16V8とは・・・

PLD

TTLの74xxシリーズやCMOSの4000シリーズを組み合わせて 論理回路を組み立てた経験のある方は、 それらが単機能な為にたくさんのデバイスを使わなければ 目的とするものが作れないということに不満を持たれた事はないでしょうか。 またそれらのデバイスに含まれる素子を全て使うことは希であり、 大抵半分ぐらいはムダになってしまいます。 それらは電力とスペースをも確実にムダにします。 さらにそれらのデバイス間の信号は、 本質的に我々が必要とするものではない、 いわゆる中間ノードというものである場合が多いですが、 手配線の場合これを配線しなければならないという手間も発生しますし、 それらの信号がTTLレベル等にするためのバッファを通るという事や 電線やパターン上で浮遊容量を増加させることで 高速動作の妨げにもなります。
PLDを使うことによって多少これらの問題を緩和できます。 PLDは「Programable Logic Device」の略で、 要は内部動作をプログラム可能な論理デバイスということです。 大雑把な言い方をすれば、 自分の好きな構造に出来る74xxであると考えて頂ければ良いでしょう。 (多くのPLDはCMOSなので74HCxx、74ACxxと言うべきかも知れませんが) 狭義的には後述の16V8を含む小型のものをPLDと呼び 大型のものをCPLD(Complex Programable Logic Device)と呼んで 区別するようです。

16V8

これは電気的に再書き込み・消去可能な小型のPLDです。 特にこのシリーズは「GAL」(商品名。General Array Logicの略) というように呼ばれる事が多いようです。 相当古い石ですが秋葉原などではまだまだ入手できると思います。 16V8には私の知る限り、無印・A・B・Cの4タイプありますが、 今回対象とするのはA・Bの2種のみです。 (※Cは入手出来ず確認できませんでした。 無印はヒューズアレー(後述)の構造が一部異なりますので対応しませんでした。) 速度は7・10・15・25nsなどのバージョンがあります。 上記の区分と関連があるそうなのですが詳しいことは知りません。 形状はPLCCなどもありますが DIPの20ピンのものが手に入り易いのではないでしょうか。 価格はBの15ns版で200〜300円で手に入ると思います。

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